nCounter® Analysis System

PanCancer

Vogelstienらによると、固形がんにはガンを引き起こす125の遺伝子(ドライバー遺伝子)が存在し、ドライバー遺伝子は特異的なパスウェイに影響を及ぼします。 これらの遺伝子の脱制御を理解することは、あらゆるガンに関する生物学を理解するのに不可欠です。
※Cancer Genome Landscapes Bert Vogelstein et al. Science 339, 1546 (2013)

nCounterでは124のドライバー遺伝子と606のパスウェイ関連遺伝子を網羅したPanCancerPathwayパネルをはじめ、がん関連遺伝子と免疫関連遺伝子を同時に解析するPanCancerImmuneパネル、がんのProgressionに係る遺伝子の理解を深めるためのPanCancerProgressionパネルなど、がんに特化したパネルを取り揃えております。

Hallmarks of Cancer: The Next Generation Douglas Hanahan and Robert A. Weinberg 2011 Cell 144

CodeSet vs TagSet

従来からのCodeSetプローブに加え、Elements TagSetプローブもラインナップされています。TagSetは、蛍光分子バーコードが付いたReporter Tagとビオチン化されたUniversal Capture Tagから構成されます。ターゲットに特異的なプローブ(Probe AおよびProbe B)を設計することで、ターゲットの入れ替えなど柔軟な解析が可能です。nCounter® Vantage 3D™パネルやFusion Geneの検出は、基本的にはTagSetが使われています。

CodeSet TagSet
プローブの構造
プレックス性 800 192 + 36
最小カスタム
アッセイ数
48 12
最小
ターゲット数
12 12 or less

PlexSet™ Reagent

同時に96検体の解析が可能に!

従来のnCounter解析と同様にシンプルな操作で多検体処理を可能にしました。他の遺伝子発現技術と異なり、nCounter®ではcDNA合成やTechnical replicatesが不要なため、Hands-on Timeの短縮につながります。現在の最大ターゲット数は24ターゲットとなります。

Fusion Gene 発現解析

nCounterでは融合遺伝子の検出に対して、2つのアプローチがあります。

5’/3’ Imbalance Design

主にbreakpointが未知の融合遺伝子を形成するターゲットに対して、エクソン上にプローブを一定間隔に設計し、上流と下流のカウント値の比をとることで、融合遺伝子の有無を判定します。

Junction Probe Design (Toehold Exchange Technology)

Breakpointが既知の融合遺伝子に対して、breakpointをまたがる様にプローブを設計し、特定の融合遺伝子を特異的に検出します。

診断への応用

nCounterと同一設計の診断対応モデルnCounter Dxを使用したPAM50遺伝子シグネチャーアッセイは、乳がんの予後診断法(Prosigna法)として2013年にFDA 510(k)を取得。

※日本でのProsigna法のご提供開始は未定です。

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