1. アズワンバイオサイエンス
  2. セルバイオロジー
  3. シングルセルアッセイシステム AS ONE Cell Picking System

シングルセルアッセイシステム AS ONE Cell Picking System

機能性抗体医薬の開発

抗体分泌細胞(B細胞、CHO細胞、ハイブリドーマなど)で分泌能が最も高い細胞を1細胞単位で採取できます。

従来の限界希釈法では、1クローンを回収するのに2ヶ月以上かかります。

AS ONE Cell Picking Systemを使用すれば、約2週間で1クローンを回収できます。

AS ONE Cell Picking System独自のイムノチャンバー技術を利用して抗体高産生細胞を特定
CytoRed+/FITC+のB細胞、CHO細胞、ハイブリドーマなどの高分泌細胞をシングルセルで回収

シングルセル遺伝子解析(NGS、RNAseqなど)

CD8陽性細胞における
191遺伝子の発現解析の結果

左:PerWell(シングルセル解析)  ・・・1細胞、10細胞、100細胞ごとに解析
右:Average(従来の集団解析)  ・・・上記をそれぞれ平均化した結果
緑色:高発現、黄色:中発現、赤色:低発現

(解説)
細胞は、一個の細胞単位で遺伝情報が異なっており、全く同じ遺伝情報を持つ細胞は存在しません。また、遺伝情報が異なると、細胞のタンパク発現や機能や性格も異なります。従来の小集団解析では、個々の細胞の情報が集団として平均化されていました。 一方、シングルセル解析では個々の細胞での解析が可能となるため、類似の性格を持つ集団を個々の細胞単位で解析することで、遺伝子発現量の多様性があることが分かりました。シングルセル解析は、有用な細胞(例:発現量の高い、分泌能の高い、分化能の高いetc.)の遺伝情報をより詳細に解析することを可能にします。

CTCなどの希少細胞のカウント及びシングル回収

現在、末梢血中のがん細胞の数を測定するCTC検査が注目されています。CTC(Circulating Tumor Cells)とは、日本語では「血中循環腫瘍細胞」または「末梢血循環腫瘍細胞」と言い、原発腫瘍組織または転移腫瘍組織から遊離し、血中へ浸潤した細胞と定義されています。

AS ONE Cell Picking Systemを使用すれば、CTCの細胞数のみならず、バイオマーカーの発現や、遺伝子の変異、増幅、融合などを調べることにより、CTCのキャラクタリゼーションも可能です。

AS ONE Cell Picking Systemを使用したCTCの回収結果

遺伝子導入後細胞のクローニング

マウスES細胞のモノクローナル化
  • Rex1の発現について,コロニー内の1細胞間でバラつきが見られた

  • ●コロニーを分離して、マイクロチャンバーに展開
    ●REX1/EGFPの蛍光輝度の高いSingle-Cellを回収

  • ●コロニー内の発現量の差異が減少し、丸い形質のコロニーが得られた

次世代抗体医薬の開発(大阪府立大学 藤井教授)

AS ONE Cell Picking Systemを用いて、既存の抗ユビキチン抗体より高い親和性を示す新規抗体の取得に成功いたしました。抗体医薬の開発速度の飛躍的な向上が期待されます。

オプション機能についてのご紹介

  • 1
    温度調節機能

    プレート側 4~37℃自由制御
    ①培養細胞(37℃)
    ②遺伝子解析(4℃)

    チャンバー側 4~37℃自由制御
    常に4℃(細胞接着抑制)

  • 2
    還流システム

    ①試薬の還流速度の任意設定
    ②サンプルに応じた流速の調整
    ③測定間隔と測定回数の入力
    ④測定時間の自動計算
    ⑤セットされた試薬とBufferの総量から測定回数を自動で計算

  • 3
    タイムラプス解析&回収

    還流システムとタイムラプス解析ソフトウェアを搭載することで、薬剤反応に対するCa2+タイムラプス解析が可能になります。タイムラプス解析の後、目的の細胞を回収できます。

    限定したエリアについて、繰り返し撮影し、継時的な変化を解析します。タイムラプス解析モデルは、10倍対物レンズに加え、4倍対物レンズを搭載し、広視野撮影により、数万個規模の個別の細胞を、約7秒間隔のタイムラプスでデータを取得できます。

    ※特注にて、2波長の励起光に改造することも可能です。

アプリケーションノート

ユーザー情報を登録していただきましたら、別途送付致します。

お問い合わせ