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AXEL x User Interview
六甲ビール醸造所
“実際に現場を測定して定量的に数字を把握することで、作業工程の効率化や品質改善を進めて行きたいです。”
AXELのユーザー様を訪問し、色々な事を聞いてみようという当コーナー。
兵庫県神戸市でクラフトビールの醸造を手がける六甲ビール醸造所様に、
アズワンの食品衛生の専門部隊サニーフーズグループのメンバーとともにお邪魔し、専務取締役の中島様にお話をうかがいました。
1.六甲ビール醸造所
1.六甲ビール醸造所 / 2.AXELでルミテスターを購入 / 3.アズワンの専門性 / 4.最後に
どのAXELユーザー様の話を伺いに行こうかと思ったときに、神戸出身なことと、
私自身が無類のビール好きなことから、思わず御社を選んでしまいました。
本日はよろしくお願いします。まず六甲ビール醸造所さんについて教えてください
六甲ビール醸造所は神戸市北区の有馬温泉にほど近い六甲山麓にある工場です。この地で創業者社長である父が脱サラをして醸造所を立ち上げ、今で20年を超えました。
六甲の銘水を使ったビール作り一筋で事業を行っています。
販売先とすると、神戸ブランドとしてのお土産需要と、神戸市内や有馬温泉といった近隣のレストランやビアパブ。
あとは、最近のクラフトビールブームもあり、首都圏をはじめとした全国のビール専門店にも販路を広げています。
貴社の中での中島専務の役割について教えてください
少人数でやっておりますので、開発・営業・品質管理など、全般ですね(笑)
社長が設備関係に注力しておりますので、そのほかの部分については、ほぼ担当しているといった状況です。
もともとは東京でIT関連の仕事をしていたのですが、もっといろいろ効率化とか改善ができる部分があるのではないかと思い、父の事業に参画しました。
日々さまざまな苦労の連続ですが、それもまたやりがいと感じています。
2.AXELでルミテスターを購入
1.六甲ビール醸造所 / 2.AXELでルミテスターを購入 / 3.アズワンの専門性 / 4.最後に
そんななかで、キッコーマン社製のATP測定器 ルミテスターをAXELショップでご購入いただいたとことで、当社とのご縁をいただいたのですが、ルミテスターを導入しようとお考えになったのはなぜですか?
※ATP測定器:有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)の量を数値化できる測定器。ATPは有機物由来の汚れに含まれるため、洗浄度合いを定量的に評価できる。
3年前、ビール作りの技術を高めようと、広島県にある独立行政法人酒類総合研究所の技術講習会に参加しました。
われわれのようなビール作りに携わっている会社が合宿形式で20日にわたって実技を含むさまざまな研修を受けるというものなのですが、
カリキュラムの中に衛生管理の講義があり、その中でATP測定器を使って管理すればいいよ!という説明がありました。
今回、会社の業務改善を進めていく中で、当時学んだ事を活かすタイミングだと考え、購入を決めたという経緯になります。
そこでAXELショップに出会ったと。
もともとアズワンという会社はご存知だったのですか?
アズワンさんは、ネットで結構出てくることもあり、研究用とかの専門機器を扱っている商社さんだということで存在は知っていました。 今回はルミテスターで探したところアズワンのAXELショップにヒットしたため、会員登録して購入した次第です。
ルミテスターを購入いただいて、実際にご使用いただいていますか?
ばんばん使ってますよ!酒類総合研究所で実機を使っての測定講習があったこともあり、使い方は理解していました。 ビールのサンプルをタンクから注ぎ出すコック部分の汚れ具合をはかったり、洗浄後のタンクがどの程度の洗浄具合かを評価したりという使い方をしています。 洗浄評価が測れるという事は、タンクやタルの洗浄時間の圧縮ができるのではないかと考えています。
3.アズワンの専門性
1.六甲ビール醸造所 / 2.AXELでルミテスターを購入 / 3.アズワンの専門性 / 4.最後に
普段はこういった副資材などはどういったルートで購入されていたのですか?
特に決まったところから買うわけではなく、Amazonなどで買うことが多いです。 ただ、Amazonだと汎用的なものだと間に合うのですが、専門的な商品になると苦しいので、AXELのような専門的なWEBショップは便利ですね。 発送もすぐでしたし、満足しています。 先日も比重計が壊れたので発注させていただきました。 また、ルミテスターに関しても、実は他のサイトにも掲載があるのは調べていて比較もしたのですが…AXELが一番価格的にもメリットがあったので決めたという部分もあります。
ありがとうございます。やはり、単なる物販をしているECショップではなく、専門的な裏づけのある専門商社が運営しているECサイトというのがわれわれの強みだと思っています。 メインの事業領域はやはり研究および医療になりますが、たとえば、食品といったドメインでは、WEB上でもHACCPに関するコンテンツなど専門性を打ち出していますし、 サニーフーズという専門カタログも発刊しています。
(サニーフーズカタログを見ながら)いろいろな機器があるんですね。
そちらのカタログでは、分析・検査から消耗品まで食品事業に関わるさまざまな商品をセレクトして提案しております。 また、今日同行させていただいているサニーフーズグループを中心に、営業部隊が専門的な提案をさせていただいており、年間30件以上の食品検査室の立ち上げ支援実績があります。
この世界に入って感じるのが、まだまだ勘や経験に頼っていることが多い業界だなぁということです。
食品製造の世界って、百年以上も昔からやってきたことを後付で理論化していっている部分があって
「こう教わったから、こうしなきゃいけない」が常識化していたりします。
変えるに足る根拠を調べるのが大変なので自分で変えていくのも大変なのですが、
その常識を疑ってかかって、数字で話せるようになるべきだと考えています。
実際に現場を測定して定量的に数字を把握することで、作業工程の効率化や品質の改善を進めて行きたいと思っています。
先日ビールの展示会のためにアメリカに行った際、色々な醸造所に訪問させてもらいました。
そこでいろいろなノウハウを共有してもらったのですが、やはり彼らは日本よりはロジカルにやってる事が多いんですよね。
数字でちゃんと説明をしてくれる。われわれもそういうレベルになっていきたいです。
サニーフーズグループではさまざまな分析機器の提案も行っているのですが、ビール業界向けで言うとサーマルサイクラーを使ったホップ耐性菌・ビール腐敗菌検出キットというものがあります。 日本ではまだまだ導入例は少ないですが、おっしゃるように欧米ではこういった分析を行って、味を落とす原因をなくして品質管理をしていくというのが主流になってきつつあります。
なるほど、おもしろいですね。ちなみにおいくらですか?
検査機器が定価で75万 検査試薬が一回あたり5千円程度です。
さすがに、ルミテスターと違ってすぐに導入検討という額ではないですね(笑)
この工場は手狭になってきているので、顕微鏡なども、使う都度ラックから出してきて…という感じになってしまっていますが、
来月稼動予定で新工場の建設をすすめており、生産量が3倍になる予定です。
新工場はラボスペースもきちんと用意して試験をできるようにしたいと思っています。
そのためには、インキュベーターや、オートクレーブ、クリーンベンチなども導入したいと思っています。
まさにアズワンの本丸です!ぜひAXELで検討お願いします!!
4.最後に
1.六甲ビール醸造所 / 2.AXELでルミテスターを購入 / 3.アズワンの専門性 / 4.最後に
最後に、今後六甲ビールをどのようにしていきたいかを教えてください。
六甲ビールでは、7種類の定番ビールがあるのですが、それ以外にもさまざまな商品作りに取り組んでいます。
ちょっとした条件の工夫で味が変化するのがクラフトビール作りの醍醐味です。
また、数字で管理をしていきたいという話とは相反しますが、やはり理論で割り切れない部分というもあります。
ビール作りの教科書だと苦味が出るはずがない作り方なのに、しっかりと苦味がついているとかいうことがあったりします。
いろいろなチャレンジをしながら、多様なユーザーニーズにあわせた小ロット多品種の商品作りができる体制作りに取り組んでいきたいと思っています。
さらに、最終的な夢としては、天然酵母を使ったビール作りにチャレンジしたいです。
ワインでもそうですが、天然酵母をつかうと、最終的には味は神様が決めるといったように、管理できない部分も出てきてしまいますが、ぜひ挑戦したいと思っています。
さらなる進化をとげた六甲ビールが楽しみです!今日はありがとうございました。
六甲ビール醸造所
その後、新旧工場見学をしながら、製造中のビールの官能評価(という名の試飲)をさせていただきました。 発売前の新作ビールや、六甲ビールの定番品のカーボネーション前のもの(カーボネーション:炭酸ガスをビールに圧入すること)など、 通常では味わえないビールを体験させていただきました。

会社を出るときは「飲みに行くんじゃない」と言っていたのに
六甲ビール醸造所
所在地:兵庫県神戸市北区有野町有野351-1<MAP>
Webサイト:http://www.rokko-beer.com/







