PharmSpecバージョンアップ(Version3.6)
日本薬局方 一般試験法 「6.07 注射剤の不溶性微粒子試験法」の試験に用いられる光遮蔽方式の液中パーティクルカウンターは医薬品製造にて多数の採用実績があります。
昨今、製薬業界では、医薬品の安全性・有効性を正確に評価するために、研究開発から製造、市販後の管理に至るまで膨大なデータが扱われます。そのため、データの完全性・一貫性・正確性を確保することが不可欠です。データインテグリティの機能が強固な内容を求められております。
ラボ型液中パーティクルカウンターHIAC 9703+と制御用ソフトウェア「PharmSpec(ファーマ スペック)」との構成にてデータインテグリティが強固であると評価をいただいておりますが、この度「PharmSpec Version 3.6」を新たにリリースしまして、より強固な内容へ変更となりましたので、変更内容をご紹介します。
<変更内容>
〇Microsoft® Windows11 Professional, Enterpriseに対応
〇データベースエンジンを SQL Server Express Edition 2022 にアップグレード
〇USP NF 2025, USP<788> システム適合性事前テスト, 及び Ph. Eur. 11のサポートを追加
〇自動ロックアウト、自動ログアウト、システムロックアウト機能を追加
〇Procedure Testを中止したときにコメントを追加する機能を追加
〇Procedure Testを中止した場合に、監査証跡にコメントが記録される
各項目の変更内容の詳細は下記となります。
〇Microsoft® Windows11 Professional, Enterpriseに対応
対応するパソコンのOSがWindows 10 Professional、Windows 11 Professional、Windows 11 Enterprise、Windows Server 2022(64bitのみ)になりました。
〇データベースエンジンをMicrosoft® SQL Server Express Edition 2022 にアップグレード
SQL Serverにアップグレードとなりました。
〇USP NF 2025, USP<788> システム適合性事前テスト, 及び Ph. Eur. 11のサポートを追加
米国薬局方 USP NF2025、USP<788>に記載のシステム適合性事前テストに対応するために、新しいIST(Instrument Standardization Tests)システム適合性試験事前テストが追加となりました。USP NF2025、USP<788>、Ph. Eur. 11のサポートを追加しました。
〇自動ロックアウト、自動ログアウト、システムロックアウト機能を追加

Version 3.5まではWindowsの機能にてロックアウトを管理していましたが、PharmSpecにて自動ロックアウト、自動ログアウトの機能を搭載しました。
〇Procedure Testを中止したときにコメントを追加する機能を追加

Procedure Testを実行時に試験が完了せずに中止した場合に、コメントを入力する機能を追加しました。これによりトレーサビリティが強化されました。
試験結果に入力したコメントが表記されます。

監査証跡には入力したコメントが表記されます。

Beckman Coulter ラボ型液中パーティクルカウンターHIAC 9703+ 制御用ソフトウェア「PharmSpec(ファーマ スペック)」Version 3.6は2026年にリリースとなりました。
現在のPharmSpecからのアップデートについての詳細、アップデートのご依頼はお問い合わせフォームからお問い合わせください。
ラボ型液中パーティクルカウンターHIAC 9703+
