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おもしろい実験や自由研究のテーマをお探しの方に、おすすめできる理科実験をご紹介します!

ろうそくを作ろう

石けんとロウソクは関係ないようですが、石けんからロウソクを作り出すことができるんです。
身の回りのもので、簡単な実験で作ることができます。化学変化のおもしろさ、不思議さを体験してみましょう!
自由研究や理科実験のテーマとしてもおすすめです。
ろうそくの作り方 / なぜろうそくが出来るのか / まとめ / 理科の先生へ
ろうそくの作り方
準備するもの

石けん(固形のもの)
酢酸 500ml
ガーゼ
ビーカー
・木綿のたこ糸
おろし金
アルミ皿
じょうご
かきまぜ棒
針金
アルミ箔(なべの内側用)
1.石けん1個をおろし金で粉にし、ぬるま湯(40℃程度)で良く溶かします。
2.この中に酢酸を少しずつ入れながら混ぜます。白く濁らなくなるまで加え、しばらく放置すると固形物が浮いてきます。
3.じょうごにガーゼをかぶせてこします。よく絞って水分をできるだけ取ります。
4.100mlのビーカーに入れて温める。ロウが溶けて水分は下に残ります。
5.氷を入れて冷やすとロウが固まるのでコレを取り出し、水をよく切る。
6.再び100mlのビーカーにロウを戻し、温めて溶かし、たこ糸を入れてロウに良くしみこませる。
7.アルミの方に流し込んで冷やすとできあがり。
  ※芯が倒れないように針金でたこ糸を支えておきましょう。
手順のおさらい
1.石けん1個をおろし金で粉にし、ぬるま湯(40℃程度)で良く溶かします。
2.この中に酢酸を少しずつ入れながら混ぜます。白く濁らなくなるまで加え、しばらく放置すると固形物が浮いてきます。
3.じょうごにガーゼをかぶせてこします。よく絞って水分をできるだけ取ります。
4.100mlのビーカーに入れて温める。ロウが溶けて水分は下に残ります。
5.氷を入れて冷やすとロウが固まるのでコレを取り出し、水をよく切る。
6.再び100mlのビーカーにロウを戻し、温めて溶かし、たこ糸を入れてロウに良くしみこませる。
7.アルミの方に流し込んで冷やすとできあがり。 ※芯が倒れないように針金でたこ糸を支えておきましょう。
注意事項
ガーゼで水分を充分取ればそれでもロウになりますが、水分が多いと炎が小さく、ぱちぱち音がして、消えることがあります。
芯としてたこ糸を使用しますが、一度ヨリをもどして適当な太さにしたほうが、しっかりとしたロウソクの炎になります。
なぜろうそくが出来るのか -解説-
私たちが使用している石けんは、脂肪酸ナトリウムという成分でできています。
脂肪酸ナトリウムは、牛や豚など主に動物脂肪と水酸化ナトリウムが一緒になって作られます(化合)
石けんに酸性の液(酢や塩酸)を加えると、分解して水に溶けない脂肪酸が出てきます。(加水分解といいます)
これが酢を加えたときにできた固形物で、この脂肪酸がロウの成分です。
現在使われているロウソクは石油などと同じ成分からできているようで、今回作ったロウソクの成分とは異なるものです。
ろうそくの作り方 / なぜろうそくが出来るのか / まとめ / 理科の先生へ
まとめ
石けんとロウソクは全く関係ないように思えますが、自宅でも出来るくらい簡単にロウソクを作り出すことができます。
色を付けたいときには、手順6のときに、砕いたクレヨンを適量いれると色が付けられます。
是非あまっている石鹸で実験してみてください!自由研究にもオススメです。
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理科の先生へ
石鹸を溶かした後、酢酸を加えることで加水分解されますが、酢酸は試薬ではない食酢でも代用できます。
多めに入れないと、固形物(脂肪酸)が生じないため、使用する石鹸の量に合わせて準備するようにしてください。
酢酸を使用するため、においも強いので換気しながら実験しましょう。
自由研究のテーマとしてもオススメです!
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