現代の多くの人が抱えている、眠りに関するお悩み。
厚生労働省の調整によると大人の約5人に1人が睡眠に悩みを抱えているといわれています。

その要因として挙げられるのが、生活の夜型化による睡眠時間の短縮になります。
パソコンやスマートフォンの普及、またコンビニなどの24時間営業の店舗により、昔に比べ夜更かしできる環境に囲まれています。
寝る前に携帯電話を見ていたらいつのまにか1時間位経っていた・・・という経験、皆さん一度はあるのではないでしょうか。

また意識的にコントロールできないのが、眠りの悩みですよね。
今回は、そんな現代人の眠りの質を向上させるためのヒントをご紹介いたします。

世界には様々な人が生活しているように、眠りの悩みも人それぞれです。
眠りのモードが入らずなかなか寝付けない人や、夜中に目が覚めてしまう人など、、。

下記４つの項目は、眠りの悩み別に分けています。
あなたはA～Dどのタイプに当てはまりますか？
１つ当てはまる方や、もしかすると複数当てはまるという方もいらっしゃるかと思います。
(下記「眠りの悩み別で選べる、アロマシリーズのご紹介」をご覧ください。)

近年のコロナ禍により、外出を自粛せざるを得ず、癒しを求めにアロマを求める方が増えてきています。
アロマという言葉を知っている方は少しずつ増えてきているのではないでしょうか。

アロマ、いわゆる天然のエッセンシャルオイルの香り。
エッセンシャルオイルは、原料となる植物に含まれる香り成分に応じて、様々な機能を持っています。

例えば、、
ラベンダーには鎮静、安眠、ゼラニウムには抗ストレス、精神安定、ホルモン分泌調整、ヒノキには鎮静、抗菌、防虫の機能があります。
このように天然の香りは、私たちの心、体、環境に働きかける作用があります。

また香りは、記憶や喜怒哀楽といった感情に関わる「感じる脳」といわれている大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
私たちがもつ五感のうち、嗅覚のみがこの伝達方法になるため、感情に働きかける作用が強いといわれています。

自分の好きな香りを嗅ぐと気分が良くなったり、懐かしい香りから過去の記憶が蘇ってくるのは、香りが直接大脳辺縁系に伝わっているからなのです。

このような理由から100％天然アロマを取り入れることで、夜のくつろぎ時間や寝る前にリラックスした状態になり、眠りの質向上に繋がります。

最後に、先ほど選んでいただいた眠りの悩み別に、おすすめの香りをご紹介します。

A　クールダウン

忙しい1日の終わりに、落ち着きのあるラベンダーの香り
原料：ラベンダー、スパイクラベンダー、マジョラム、シダーウッド、ペパーミントetc.

B　ディープブレス

自然と深呼吸したくなる、清々しく深い森林の香り
原料：パイン、ファーニードル、ヒノキ、ユーカリ、プチグレンetc.

C　フィールマイルド

安心感をもたらす、穏やかでやさしい柑橘の香り
原料：ベルガモット、ネロリ、オレンジ、ユズ、フランキンセンスetc.

D　フォーストレス

満ち足りた時間へ誘う、甘くやわらかな花の香り
原料：カモミール、エレミ、ベルガモット、ゼラニウム、イランイランetc.

ご自身にあった香りを見つけることはできましたでしょうか。
植物の力で、今日から少しでも皆さんの睡眠の質が高まりますように。ではおやすみなさい。