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化学防護手袋を正しく選んで使用していますか?

その防護手袋は、適切ですか?

その防護手袋は、適切ですか? / 化学防護手袋とは? / 化学防護手袋の正しい選択及び使用について / 化学防護手袋~まとめ~ / オススメの防護手袋
防護手袋を選択する場合、どのように選択をしていますか?
防護手袋は万能ではありません。
化学物質に対して防護を行うのであれば、その化学物質に特化した防護手袋が必要となります。

有害な化学物質による健康障害は、経口暴露(口や鼻から吸い込むこと)によって引き起こされることが一般的です。
しかし、それ以外の暴露原因として、経皮暴露(皮膚に接触し体内に吸収されること)によるものが挙げられます。
作業時に防護手袋を装着しない、または作業に適さない手袋を使用した場合、知らないうちに有害な化学物質が体内に取り込まれていきます。
その結果、気が付いた時には、重大な健康障害を引き起こしてしまっていることもあり得るのです。
2015年に、福井県の工場で発がん性物質である「オルトールイジン」に経皮暴露し、膀胱がんを発症した事例が発生しています。
その事故を発端に、厚生労働省から、「化学防護手袋の選択、使用等について」(平成29年 1月12日 基発0112第6号)が公示され、留意事項が示されています。
中央労働災害防止協会のURL
http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-58/hor1-58-2-1-0.htm
この通達が公示されたことにより、事業者の有害な化学物質への対策は急務となっています。
有害な化学物質から身体を守り、健康障害にならないために、正しい防護手袋を着実に装着をするよう心掛けてください。

化学防護手袋とは?

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世の中には、耐薬品手袋・耐溶剤手袋等様々な化学物質に対応できる手袋が存在します。
今回は、防護手袋の中で、有害な化学物質からの防護に特化した「化学防護手袋」についてお話しをします。

■化学防護手袋とは

「JIS(※1) T 8116:2005」の規格に適合した手袋のことです。
また、酸・アルカリ・有機物質、その他の気体・液体・粒子状の有害な化学物質を取り扱う作業に着用し、化学物質の透過(※2)または浸透(※3)を防止する手袋のことを言います。
※1 JIS(日本産業規格):主務大臣が制定する規格であり、日本の国家標準の一つ。
※2 透過:材料表面に付着した化学物質が、吸収され、内部に分子レベルで拡散を起こし、裏面から離脱すること。
※3 浸透:物体の隙間をすり抜けて、化学物質が通過したり、内側に入り込むこと。

化学防護手袋の正しい選択及び使用について

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化学防護手袋を正しく選択し、正しく使用することを心かけてください。

■使用可能時間の設定

化学防護手袋が、使用する化学物質にどの程度対応できるかを確認してください。
確認の方法は、以下のとおりです。
1)取扱説明書等に掲載されている耐透過性クラス等を参考にする。
2)取扱説明書等に明記がない場合は、メーカーに問い合わせる。
 その情報をもとに、使用可能時間をあらかじめ設定してください。
 「透過速度に基づく破過時間による耐透過性の分類」のとおり、クラスは1~6に分類されます。

■使用前

使用都度に、傷、穴あき、亀裂等の外観上の問題がないことを確認してください。
異常が見つかったものは、新しいものに交換してください。

■使用中

あらかじめ設定した使用可能時間に達した場合は、使用を中止してください。
十分に安全を考慮し、早めに交換してください。

■使用後

化学防護手袋の脱着時は、手袋に付着している化学物質が、身体に接触しないようにしてください。
できるだけ化学物質の付着面が、内側になるように外してください。
また、手袋に付着した化学物質は、作業を中断しても透過し続けますので、その点にも注意してください。

透過速度に基づく破過時間による耐透過性の分類

クラス 平均標準破過点検出時間 [min]
6 >480
5 >240
4 >120
3 >60
2 >30
1 >10

化学防護手袋~まとめ~

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健康障害を防止するためには、有害な化学物質に暴露しないことが重要です。
防護手袋は、種類によって防護性能、作業性、強度も変わります。
そのため、有害な化学物質のことをよく知り、作業に適した化学防護手袋を選択する必要があります。
また、化学防護手袋にも様々な種類があり、滑り止め付き、薄手、厚手等のようにそれぞれ特長があります。
用途に合わせたアイテムを適切に選択し、使用することで、有害な化学物質から身体を守りましょう。
化学防護手袋のラインナップは次のような種類があります。

オススメの防護手袋

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化学防護手袋(ニトリル) 37-176シリーズ

化学防護手袋(ニトリル) 37-176シリーズ

化学プラント・薬品の取り扱いに適しています。
強度に優れた生地で、突き刺しや摩耗から保護します。
詳細はこちら
化学防護手袋 58-435シリーズ

化学防護手袋 58-435シリーズ

ニトリル二重構造の手袋です。
手袋に凹凸を施しており、水や油に対するグリップ力に優れています。
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化学防護手袋 58-270シリーズ

化学防護手袋 58-270シリーズ

ニトリル二重構造の手袋です。
手袋に凹凸を施しているので、耐薬品だけでなく、水や油に対するグリップ力にも優れています。
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化学防護手袋(ブチルゴム) 38-514シリーズ

化学防護手袋(ブチルゴム) 38-514シリーズ

アルデヒド・ケトン及びエステル等に対して強い耐性があります。
耐薬品性・耐水性だけでなく、グリップ力や操作性も優れています。
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化学防護手袋(ネオプレン) 29-500シリーズ

化学防護手袋(ネオプレン) 29-500シリーズ

低温環境下でも弾力性を維持します。
天然ゴムも使用しているため、操作性も優れています。
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化学防護手袋 GL-11-37

化学防護手袋 GL-11-37

中・低濃度の酸及びアルカリを取り扱う場合に最適です。
すべり止め付です。
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化学防護手袋 GL-11-26

化学防護手袋 GL-11-26

中・低濃度の酸及びアルカリを取り扱う場合に最適です。
すべり止め付です。
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化学防護手袋 GL-3000F

化学防護手袋 GL-3000F

二硫化炭素・トルエンに強いです。
酸・アルカリ溶液および有機溶剤に対して、優れた防護性能を有します。
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化学防護手袋 GL-6

化学防護手袋 GL-6

耐溶剤性に優れています。
ゴム、ビニル手袋に比べて1/2の軽さです。
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