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アルコールチェック義務化にむけて準備を整えよう

アルコールチェッカーは購入済みでしょうか?

アルコールチェッカーは購入済みでしょうか? / アルコールチェッカーについて / データ管理機能の重要性 / おすすめアルコールチェッカー
2022年10月1日から安全運転管理者の業務としてアルコール検知器を使用した酒気帯びの有無の確認が義務化される予定でしたが、アルコール検知器の供給状況等を踏まえ、義務化は延期となっております(2022年8月時点)。
アルコール検知器使用の義務化施行以降は「記録の1年間保存」(2022年4月1日から義務化済み)「アルコール検知器の使用」「アルコール検知器の常時有効性保持」などが必要になります。
今後はアルコール検知器を保有するだけでなく、どのような機器を選ぶかということが日々の業務にも影響していきます。
アルコール検知器使用の義務化施行日は今後改めて示される予定です。

アルコールチェッカーについて

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アルコールチェッカーは、機器に息を吹きかけるだけで呼気のアルコール濃度を数値化する装置になります。

呼気中アルコール濃度検知の仕組み

人はアルコールを摂取すると、胃や小腸から吸収します。
吸収されたアルコールは肝臓でアセトアルデヒドを経て酢酸に分解されますが、分解しきれなかったアルコールは血液とともに全身をめぐり、再び肝臓に戻り分解が行われます。
血液内のアルコールは肺から呼気として一部体外へ排出されるため、呼気中にもアルコールが含まれているのです。
アルコールチェッカーにはセンサーが搭載されており、呼気に含まれたアルコールを測定し、数値化することができます。

日本と海外の違い

道路交通法では呼気1リットル中のアルコール濃度により取締りの基準や罰則などが決まっております。
呼気中アルコール濃度は英訳するとBreath Alcohol Concentrationであり、BrACと表示され、単位はmg/Lです。
一方で海外では血中アルコール濃度を表示する機器が販売されており、BAC(Blood Alcohol Concentration)と表示され、単位は%です。
国内で購入する場合にも、通販サイトなどで並行輸入されているアルコールチェッカーは海外仕様のまま販売されているケースもあります。

センサーの種類

現在販売されているアルコールチェッカーには「半導体式ガスセンサー」か「電気化学式センサー」が搭載されており、アルコール濃度の測定原理に違いがあります。

■半導体式ガスセンサー
半導体方式のガスセンサーは、センサーの表面に付着している酸素量によって、センサー内部の電気抵抗値が変化する特性を利用しています。酸素量が少ないと電気抵抗値は低くなり、酸素量が多いと電気抵抗値は高くなります。飲酒時には呼気中のアルコール成分によってセンサー表面の酸素量が減少するので電気抵抗値は低くなります。つまり電気抵抗値が低いほど、呼気中のアルコール濃度が高いことを意味しています。
アルコールチェッカー AS220
メリット
・価格が安い
・小型であり持ち運びしやすい
・応答性に優れ、測定時間が短い

デメリット
・アルコール以外のガスにも反応しやすい
・センサーの寿命が短い
・センサーのみの交換ではなく、基本的には本体の買い替えが必要

■電気化学式センサー
電気化学式センサーは、呼気に含まれるアルコールガスを燃料として、電気(電流)が発生する特性を利用しています。飲酒時には燃料となるアルコールガスによって電流値が大きくなります。この電気の発生量(電流値)が大きいほど、呼気中のアルコール濃度が高いことを意味しています。
メリット
・アルコール以外のガスに反応しにくいため精度が高い
・耐久性が高め

デメリット
・価格が高い
・反応時間が長く、測定に時間がかかる
・点検やメンテナンスに費用がかかる

データ管理機能の重要性

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道路交通法を順守するためにはアルコールチェッカーにて測定を行うだけでなく、結果を記録しておく必要があります。
結果管理手法例としては以下があります。
①測定結果を都度記録表に記入
②日時と測定結果のメモリー機能のある検知器を活用し、測定結果を記録表に記入
③スマホ等を活用したクラウド一元管理
①→②→③の順で記録管理の利便性が高まりますが、価格も同様に高くなる傾向にあります。

おすすめアルコールチェッカー

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アルコールチェッカー AS220

アルコールチェッカー AS220

日々の使用  :①持ち運びしやすい小型でスリムな本体
        ②電池残量お知らせ
記録     :①メモリー 50件
        ②Bluetoothによるクラウド管理可能(システム利用料が別途必要)
常時有効性保持:①使用可能回数2,000回
        ②センサー寿命お知らせ
詳細はこちら
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