NAVIS(ナビス)看護・医療・介護特集 アルティア導入事例1 中東遠総合医療センター

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新病院共通の収納設備としてアルティアを導入
どの病棟も「同じものを同じところに置く」ことをコンセプトに

 中東遠総合医療センターは二つの市民病院(掛川市立総合病院・袋井市民病院)が統合し、自治体病院同士の合併は全国で初めての事業として誕生しました。より良い病院をつくるために患者視点に立って新しい病院づくりに取り組んできたなかで物品の収納を考えたとき、どの病棟も「同じものは同じところに置く」ことをコンセプトにしました。
 勤務交代やリリーフなどで普段とは違う病棟での勤務になったスタッフが、何がどこにあるか分からないという状態では困ります。病棟によって備える用品は違いますが、初めてでも戸惑うことがないよう同じようなものは同じ場所に収納したいと考えたのです。以前の病院では病棟ごとに収納設備が異なるというハード面の制約からなかなか実現できなかったことを、新病院となる機会に実現したいと考えて、各病棟で物品を収納するキャビネットを統一することにしました。

セパレーター(仕切板)を活用して無駄なく収納。

セパレーター(仕切板)を活用して無駄なく収納。

高さやサイズの大きな医療材料もトールユニットはトレーのピッチ間隔の調整でうまく収納。

高さやサイズの大きな医療材料もトールユニットはトレーのピッチ間隔の調整でうまく収納。

衛生管理とセキュリティーを両立させたトールユニットのシャッターを閉めた状態。

衛生管理とセキュリティーを両立させたトールユニットのシャッターを閉めた状態。

病棟共通で消耗品を決められたトレーに統一して収納。

病棟共通で消耗品を決められたトレーに統一して収納。

サイズ、種類毎に定位置に収納された点滴ボトル。最下段引き出しは、深さと8分割のセパレーター(仕切板)を特注加工。

サイズ、種類毎に定位置に収納された点滴ボトル。最下段引き出しは、深さと8分割のセパレーター(仕切板)を特注加工。

見た目にきれいというだけでなく安心安全にもつながる

 どのようなキャビネットにするかは、実際に使用するスタッフの意見を聞いて慎重に選びました。アルティアは掛川市立総合病院で旧タイプを8年前に導入していて、実際に使っていたスタッフから収納性が良い、使い勝手が良い、堅牢性にも優れているという評価があり、また、価格的にも手頃である点から採用に向けて検討を始めました。決め手となったのは、収納する物品に合わせてユニットの組み合わせや希望のサイズがいろいろ選べること、薬品収納庫に金庫(麻薬金庫)を固定して付ける、点滴を立てて収納するために引き出しのサイズを既成のものとは変更してもらうなど、こちらの要望に合わせて特注に応じてもらえることでした。
 今回のアルティアの導入で、各部署とも診療材料や薬品類がすっきり収納できました。現場からは「整理しやすい」「たくさん収納できる」「点滴のボトルを立てて収納できて取り出しやすい」「金庫があってよかった」などの声が寄せられています。
 物品を整理整頓し、決められた場所にあるべきものがあることは、見た目にきれいというだけでなく、医療事故防止の観点からも安心につながってきます。特に、違う環境で働いてきた人たちが一つになってやっていくとなった時に、病院として統一して物品を整理していくことはとても重要です。今回、アルティアを採用し、ハード面の環境を整えたことで、まだ完璧ではありませんが同じものを同じところに置くという目的は果たせたと思います。

薬品収納庫は最下段の引き出し部を高さ23cmの500mlの点滴ボトルを8分割で種類別に立てて収納できるよう特注加工した。2・3段目の引き出しには100mlの点滴ボトル類を収納。

作業しやすい高さの中段ユニットに小型の麻薬金庫とセキュリティボックスを特注で設置。アルティアの観音扉と麻薬金庫の扉の可動方向が重ならないよう並びにも配慮した。

●各病棟に設置されたアルティアユニット

ユニットは特殊アンカーで壁面固定。耐荷ユニットのレール取付位置を調節して大型の点滴バッグもすっきり収納。

上段は薬品収納庫に麻薬金庫を固定。下段は点滴を立てて収納できるよう引き出しサイズを変更。(ともに特注仕様)

掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター

静岡県の掛川・袋井市の両病院が統合し、中東遠地域の基幹病院として2013年5月1日開院。最新の医療機器を導入し、急性期医療を担っています。建物は免震構造で、災害時最大800床の災害拠点病院としての機能を有しています。デイルーム・病室から展望できる富士山、リハビリ庭園や壁面に展示されている多くのレリーフなど癒しの空間が随所に作られています。看護は、入院から退院まで継続して受け持つモジュール型看護方式をとっています。スタッフは、医師95人、看護職員560人、他315人、合計970人でスタートしました。

掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター
企業長・院長:名倉英一(なぐら・えいいち)

診療科目:脳神経外科、循環器内科、救急科など33科
病床数:500床(一般病床:496床、感染病床:4床)
所在地:〒436-8555 静岡県掛川市菖蒲ヶ池1-1
電話:0537-21-5555 FAX:0537-28-8971
ホームページ:http://www.chutoen-hp.shizuoka.jp