ポータブルトイレとは

ポータブルトイレとは

ポータブルトイレは、ベッドから離れることはできるがトイレまでいけない、またはトイレまでの移動が不安定な人のために、部屋を移動することなく排泄を安全に行うための介護用品です。
また、ポータブルトイレは介護保険の特定福祉用具購入費(介護予防福祉用具購入費)支給対象品に該当しており、介護保険サービスを利用しての購入の対象になります。(身体状況、購入事業者によって対象外となる場合があるため、詳しくは市町村介護保険窓口、地域包括支援センター、又はケアマネージャーにお問い合わせが必要です。)

家具調と樹脂製の特徴

ポータブルトイレには家具調と樹脂製があります。
家具調のポータブルトイレ

家具調

重量があり、立ち座り時に体重をかけても安定しています。比較的高価。座位移乗で使用する場合はひじ掛けの跳ね上げや昇降できるものが便利。
シンクの手前に引っかけるだけで、楽に洗いものが出来るクッションなどがあります。
インテリア性を重視される方や、安定を重視される方にオススメです。
樹脂製のポータブルトイレ

樹脂製

お手入れがしやすく、比較的安価。
軽量で持ち運びが容易です。水洗い可能で汚れても掃除が簡単、メンテナンスもしやすいのも特徴。
軽量のために安定感が劣るので、立ち座りや姿勢保持が安定している人にオススメです。

ポータブルトイレ機能の特徴

ひじ掛け可動タイプ

  • 跳ね上げのイメージ

    〈跳ね上げ〉

    移乗スペースが確保できることにより、安心して移乗ができ、主に介助により移乗する方に使用します。

  • 昇降のタイプ

    〈昇降〉

    ひじ掛けが便座面まで下がることで、腰を高く上げることなく水平に移乗できます 主に一人で移乗される方が使用します。

便座

その他の機能

  • 座面の高さ調整のイメージ

    座面の高さ調整

    膝を90度に曲げて座った際に、足底の全面が床に着く高さが最適。

  • 移動用キャスター付きのイメージ

    移動用キャスター付き

    掃除や片づけの際の移動に便利。

  • 立ち座り快適な足回り

    立ち座り快適な足回り

    便座の下方を足が引き込みやすい形状で、立ち上がり動作が安定します。

  • 後方介助スペース

    後方介助スペース

    臍部の洗浄や、傷の観察、軟膏の塗布などに便利。

ADL状況に合わせた
ポータブルトイレの選び方

≪STEP 1≫ 部屋の環境・インテリア・お手入れの仕方で選ぶ

家具調
樹脂製

≪STEP 2≫ 乗り移りしやすいものを選ぶ

ひじ掛け昇降タイプ
介助バーなど周囲の環境を活用し自立で移乗出来る方には、ひじ掛け昇降タイプがオススメです。
ひじ掛け昇降タイプ
移乗が必要な方には、ひじ掛け跳ね上げタイプがオススメ。
移乗スペースが確保できることで、移動距離が短くなり、身体的な負担を軽減できます。

≪STEP 2≫ 乗り移りしやすいものを選ぶ

ソフト便座
座高調整
暖房便座
座角調整
脱臭機能
キャスター付
温水洗浄
後方スペース

最後に ~後始末のワンポイント~

便器内に水を張っておくと、排泄物の飛び跳ねを低減できます。
トイレットペーパーを水面上に敷くとさらに効果的。
消臭液の使用でさらに消臭効果が上がります。

ポータブルトイレは被介護者の「できる」をサポートし、また、介護者の負担も軽減します。
ぜひご活用ください。

コンテンツ一覧