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防災対策・備蓄品特集~備えあれば憂いなし!もしもの時の準備はできていますか?~

地震に強い研究室を作るために

あなたの研究室は地震に強い研究室でしょうか。クイズに答えながら研究室の地震対策について考えてみませんか。

転倒防止編

地震発生直後、しなければならないのは避難です。
収納庫の転倒などにより通路やドアがふさがれないレイアウトを心掛けましょう。
収納場所と活動スペースを分ける。
収納庫が少ない安全スペースを設けることが望ましいでしょう。

クイズ1

家具は、転倒しやすい方向に対して、棚の高さ(H)、奥行き(B)の関係(B/√H)が4よりも小さい場合は、転倒する可能性が高くなるといわれている。そのため棚同士は背中合わせで連結することで転倒のリスクが小さくなる?

クイズ2

引出し式の収納庫は重いものを引出しに収納すれば、大きな揺れが来ても引出しが開くことはないので特に対策をする必要はない?

クイズ3

ボルトで耐震固定することが出来ない機器は、落下の危険性があるため高い場所に設置しない?

クイズ4

テナントで借りている部屋なので、収納庫のボルト固定や壁へのシール式固定ができない為、耐震対策はできない?

試薬編

試薬を多く保管している研究室で地震が発生した際に気になるのは、試薬の漏えいによる
火災や環境汚染等の二次災害ではないでしょうか。
まずは化学物質の保管に関する法律を遵守し、不要な試薬は保管しないようにしましょう。
そのうえで転倒、落下を防止し、試薬の漏えいから起こる二次災害を
最小限にとどめるようにしましょう。

クイズ5

試薬瓶は落下、転倒による破損だけを気にすればよく、試薬瓶同士の接触による破損はあまり起きないので対策する必要はない?

クイズ6

溶剤や廃液が入った容器は地震による破損を考えて、防水パンやパレットの上に置くようにする?

クイズ7

震災の際は、高圧ガスボンベの破損による酸欠にも注意が必要である?

クイズ8

酸、アルカリ性の試薬を所持している研究室は多いと思いますが、試薬の漏えいが起こった場合、化学熱傷を引き起こすことが考えられます。
その際の応急処置は大量の水で患部を洗い流すことが重要である?

化学物質を取り扱う場所で常備しておきたい防災用品一覧

「化学物質を取り扱う」特殊な環境下では、一般的な防災用品だけでは事足りないことがほとんどです。しっかりと準備を整えましょう。下記は必要最低限と思われる用品を表化したものです。

保護具 ヘルメット保護メガネ保護手袋(耐溶剤)防災面防毒マスクなど
避難用品 懐中電灯誘導灯防災セット担架自動体外式除細動器(AED)など
消火設備 消火器消化バケツなど
漏えい防止 液体吸収剤油吸着剤ウエス土嚢など

最後に・・・

クイズ形式で研究室の地震対策について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ただ、ここに書かれているものが全てではありませんし、災害には常に“想定外”が付きまといます。
定期的な訓練や日常的に想定外を排除できるよう努力と改善策を積み重ねていく必要があります。
また、震災対策は研究室の責任者だけで行うものではなく全教員、学生も同時に訓練、教育が必要です。
これを機会に、研究室を管理する教員だけではなく、そこで研究している学生とも災害時の行動や予想外を防ぐための行動を話あう機会にしてみてください。