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リアルタイムPCRシステム AriaMx

フレキシブルな蛍光検出モジュールと
優れた定量性能

AriaMxリアルタイムPCRシステムは、独創的なオプティカルモジュール方式による高いフレキシビリティ、直感的に使えるタッチスクリーン、正確な定量解析を簡単に行える解析用ソフトウェア、システムの異常を早期に発見できる自己診断機能を持ち合わせており、リアルタイムPCRの実験効率の向上をアシストします。

特徴

● 蛍光検出器は目的に合わせて自在に選べるモジュール式
● オプティカルモジュールは最大6ユニットまで搭載可能
● タッチスクリーンで快適に実験を開始
● 0.2 mlロープロファイルチューブ(容量0.1 ml)96ウェル仕様
● 高速で精度の高いペルチェ方式サーマルブロック
● フレキシブルなマルチプレックスPCR解析

選べるオプティカルモジュール

ベースユニットに用途に合わせて必要なオプティカルモジュールを選択し、カスタマイズできます。
オプティカルモジュールは1カラーから最大6種まで組合わせが可能です。
オプティカルモジュールはシステム導入後も必要に応じて追加でご購入いただけます。

最大6種よりオプティカルモジュールを選択

色素 蛍光検出
励起 検出
FAM / SYBR ® 462.5 nm 516.0 nm
HEX / VIC 535.0 nm 555.0 nm
Cy® 3 542.0 nm 568.5 nm
ROX / Texas Red 585.0 nm 610.0 nm
Cy® 5 635.0 nm 665.0 nm
ATTO425 435.0 nm 475.0 nm

スピード解析

<ランタイム最速43分の高速分析を実現>

サーマルブロックは、高精度の温度制御と高速サイクリングを実現したペルチェ方式で、ロープロファイルの0.2 mlチューブ・96ウェルフォーマットに対応しています。 アジレントのBrilliant Ⅲ Ultra-Fast QPCR master mix試薬と組合わせ、SYBR® Green Ⅰアッセイでランタイムは最速43分と大幅な時間短縮化に成功。高い精度で2倍の濃度差を測定できます。融解曲線解析もわずか10分です。(※ 実験内容により異なります。) 融解曲線解析にノーマライズ機能が追加されたので、非特異的な増幅を見逃しません。 従来の実験をさらに簡単に、さらに高速化し、しかも優れた結果が得られます。

<直観的で軽快に操作できるタッチスクリーン>

操作性に優れ、直感的に理解できるように工夫されたタッチスクリーンで簡単に実験を開始できます。テンプレートを使えばさらにスピードアップ。PCとの接続はLANケーブルで直接接続するかネットワーク接続が可能です。 ネットワーク接続の場合はネットワーク内の複数の装置を1台のPCでコントロール可能です。データの移動に便利なUSBポートも搭載しています。 また、システムの自己診断機能により、システムトラブルを未然にチェックし、実験の失敗を防ぎます。

ソフトウェア

<効率化されたプレートセットアップ>

検出色素、ウェルタイプ、サンプル名、遺伝子名、リファレンス色素、ノーマライザーなどの設定が一画面で簡単に行えます。自由に検出蛍光の設定が可能です。レプリケートの指定はまとめてオート設定できるので、とても簡単です。さらに、テンプレートを利用すれば、煩雑な毎回のプレートセットアップを素早く簡単に行えます。

<リファレンス色素によるテクニカルエラー補正>

AriaMxの検出方式はMx3000Pの検出方式を踏襲したスキャン方式です。サンプルの真上から蛍光を検出するので、原則としてリファレンス色素による検出部とサンプル間の距離補正は不要です。 ただし、ROXなどをリファレンス色素として指定することでレプリケートサンプル間の誤差を補正することができます。遺伝子定量解析ではROX補正はスタンダードな補正方法です。

<アダプティブベースライン補正>

増幅曲線解析でベースライン領域をマニュアルで決定すると図Aのように歪んだ増幅曲線となります。AriaMxソフトウェアでは全ての濃度の増幅曲線それぞれに自動でベースライン領域を決定するアダプティブベースライン機能が備わっています。
(図B:アダプティブベースラインで表示された増幅曲線)

<レポート機能>

全てのデータについてPDF形式またはパワーポイント形式で簡単にレポート作成ができます。必要なデータだけを選択し、あるいは編集してレポート作成することもできます。 また、テキストレポート、チャートデータなどをテキスト形式、エクセル形式、RDML形式でエクスポートできます。

※RDMLはReal Time PCR Data Markup Languageの略です。MIQEガイドラインでは、RDML形式でのデータ添付が求められています。

<リアルタイムモードのアリル変異検出メソッド>

AriaMxソフトウェアでは、エンドポイントモードのアリル変異検出ではなく、リアルタイムモードの変異検出法を採用しています。増幅曲線解析を観察しながらネガティブサンプルを決定し、全サイクル中の任意のサイクル数でデュアルカラープロット解析を実行することができます。エンドポイント法ではジェノタイプの決定に戸惑うケースもリアルタイムモードの解析方法なら信頼性の高い結果が得られます。スレッショルドラインと最適なサイクル数を決定すればジェノタイプはソフトウェアが自動で決定します。

AriaMX解析ソフトウェアの 最新バージョン は アジレント・テクノロジー(株) のHPよりダウンロードできます。

Agilent社 AriaMX製品ページ

アプリケーション

<相対定量解析>

FAMとVICでラベルしたTaqManプローブを用いて、ターゲット遺伝子とハウスキーピング遺伝子を定量後、相対定量解析を行った結果を下図に示しました。同時にスタンダード曲線解析を行えば、自動的に増幅効率が計算に加味されます。必要に応じて計算方法を変更することもでき、MIQEガイドラインで推奨されるPfaffl解析を選択することができます。

<TaqManプローブによるジェノタイピング>

2色のアリル識別用TaqManプローブを用いたDual color plot解析ができます。増幅解析後、指定のサイクル数でDual color plot解析を行うことが可能です。Cq値でのプロット表示や、オートタイピング、マニュアルタイピングを選択できます。

<高解像度融解曲線(HRM)解析によるジェノタイピング(オプション)>

Class Ⅳ SNP A and T Allele の検出例
AriaMxシステムとアジレントのBrilliant HRM Ultra-FAST Loci Master Mix(型番5190-7827)を用いた142bp配列中のClass Ⅳ SNPを検出した例です。Tm差が0.13℃と難易度の高いSNPの検出に成功しました。

<プロジェクト解析>

複数の実験を合わせて解析
多数のサンプルの解析や、たくさんのターゲット遺伝子と複数のハウスキーピング遺伝子を合わせてプロジェクト解析をすることができます。

仕様

光源 色素特異的LED (x8) / オプティカルモジュール
検出 シリコン-フォト検出器 (x8) / オプティカルモジュール
検出蛍光色素 FAM/SYBR®、HEX/VIC、ROX/TexasRed、Cy3、Cy5、ATTO425
取り替え可能モジュール型
搭載スロット6ユニット分
リファレンスチャネルは不要
データ取得時間 3秒/96 well
サイクル速度 43分/40サイクル(アジレント標準プログラム)
加熱・冷却システム ペルチェ方式 96ウェルブロック
サーマルシステム 加熱:6 ℃/秒
冷却:2.5℃/秒
温度精度:±0.2℃
温度均一性:±0.4℃
反応液量 10 ~ 30 μl
対応チューブ・プレート 0.2 ml ロープロファイルチューブ(容量0.1 ml)およびキャップ(8連式、96ウェル式を含む)
ダイナミックレンジ 最大9オーダー
定量性能 Ctの標準偏差<0.20(5色、SYBR®アッセイ)
定量感度 (FAM) 10万コピーから12コピーまでを95%の信頼度で定量(社内データ)
電源 100 – 240 V AC、50/60 Hz、11 A
利用環境 温度:18 – 35 ℃、湿度:85 %以下(結露しないこと)、標高:7,500フィート以下
重量 23 kg
外形寸法 50 cm(幅)×46 cm(奥行)×42 cm(高さ)
解析ソフトウェア対象OS
(AriaMxソフトウェア)
Windows7およびWindows10 対応
本体外寸法 (WDH) 20.6cm × 25cm × 24cm
システム構成 ベースユニット、解析ソフトウェア、オプティカルモジュール(最大6種)
データ解析用PC(オプション)

ソフトウェアPC環境

オペレーティングシステム Windows7 または Windows10 / 32 bit または 64 bit
プログラム Microsoft Office Professional Edition 2013以降
プロセッサ 2 GHz Dual Core プロセッサ以上
メモリー 2GB 以上
ハードディスク容量 40 GB以上
ディスプレイ解像度 1024×768(1280×1024を推奨)

※ LANポートが1つ必要です。
※ AriaMxシステムには、システムと同時のご注文の場合のみオプションでPCをご購入いただけます。
※ AriaMxソフトウェアは21CFR part 11への準拠を可能にするETバージョンにアップグレードすることができます(オプション)。

サービスプログラム

<安心の保守契約>

AriaMxリアルタイムPCRシステムには、購入後1年間の標準保証があります。 さらに、1年間の保証期間が終了した後も安心してAriaMxリアルタイムPCRシステムをご利用いただけるよう、保守契約をご用意しており、機器の修理や調整、消耗品を除く全てのパーツの交換について、購入後1年間の保証期間内と同等のサービスを受けることができます。

<引き取り点検作業>

AriaMxリアルタイムPCRシステム引取点検作業は、装置を安心してご利用頂く為に、お手持ちの装置が正常に動作しているかどうかの確認作業を行うサービスです。点検結果は、所定の報告書で提出させて頂きます。

使いやすくお求めやすい
アジレントのBrilliant ⅢリアルタイムPCR用マスターミックス

価格については、アズワン品番をクリックしてAXELショップの各製品ページをご参照ください。

製品 容量 アジレント品番 アズワン品番
SYBR® GreenⅠ 検出用 Brilliant III Ultra-Fast SYBR® Green
QPCR Master Mix
400反応分 600882 89-7107-26
4,000反応分 600883 89-7107-27
Brilliant III Ultra-Fast SYBR® Green
QPCR Master Mix、Low ROX Plus
400反応分 600892 89-7107-28
4,000反応分 600903 89-7107-29
Brilliant III Ultra-Fast SYBR® Green
QPCR Master Mix、High ROX Plus
400反応分 600889 89-7107-30
4,000反応分 600904 89-7107-31
Brilliant III Ultra-Fast SYBR® Green
QRT-PCR Master Mix SYBR®用 1-step RT-PCR
400反応分 600886 89-7107-32
プローブ検出用 Brilliant III Ultra-Fast QPCR Master Mix,
プローブ用
400反応分 600880 89-7107-43
4,000反応分 600881 89-7107-44
Brilliant III Ultra-Fast QPCR Master Mix,
プローブ用 Low ROX Plus
400反応分 600890 89-7107-45
Brilliant III Ultra-Fast QPCR Master Mix,
プローブ用 High ROX Plus
400反応分 600888 89-7107-47
Brilliant III Ultra-Fast QPCR Master Mix,
プローブ用 1-step RT-PCR
400反応分 600884 89-7107-49

All image and text in this page is:® Agilent Technologies, Inc. Reproduced with Permission, Courtesy of Agilent Technologies, Inc.

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