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実験室の設計 実験室のレイアウト

実験室のレイアウトを設計する時に、どのような点に考慮したらよいのでしょうか? 本記事では、そんな疑問にお答えします!

実験室の間口について

実験室の間口は6000~6400㎜を基本に構成されます。これは、通路幅を最適値の1500㎜とし、両壁面にサイド 実験台、部屋のセンターに中央実験台を1台配置した際に、実験台の奥行きが標準サイズ(サイド実験台は750㎜、中央実験台は1500㎜)とすると、合計6000㎜の間口の実験室となるためです(図-1)。

実験室の奥行きについて

実験室の奥行きは7000~8000㎜を基本に構成されます。 設計上は、研究者の人数や実験台の大きさ、ドラフトの数などによって左右されますが、実際には採光の問題および使用上の便宜から、7000~8000㎜が適当とされています。仮に9000㎜ないし12500㎜でも問題はありませんが、そのような場合は十分な採光を得るために、天井を高くして窓を大きくする、あるいは照明を増やすなどの考慮が必要となります。

実験室の単位について

実験室の間口、奥行きについては上述の通り6000㎜×7000~8000㎜が適当となります。そしてそれを標準実験室の広さとし、1単位実験室と考えます(図-5)。この単位実験室を1.5倍したものが1 1/2単位、2倍したものが2単位実験室と考えます(図-6,7参照)。広い実験室でも、基本となる1単位ごとの実験室の広さ、レイアウトの原則は同じですので、1単位実験室を2倍、3倍として計画すれば、統一感のある使い勝手の良い実験室にすることが可能となります。

実験室のレイアウトについて

実験室で大きな面積を占める実験台ですが、実験台の配置には、主に①島型配置 ②半島型配置の2種類があります(図-2,3,4 参照)。半島配置(図-4)の場合、各ユーティリティ(給排水や特ガス等)の配管上の都合などからレイアウトされるケースはありますが、災害発生時の避難経路の問題から全体的には少なくなりつつあります。また島型配置であっても、出入り口と平行にレイアウトした場合(図-3)、出入り口の近くの作業者と出入りする人の動線が交錯する、または研究者との衝突などのリスクが高くなります。さらには人の動きが気になって作業に集中できないなどの問題も発生します。 これらのことを踏まえると、実験台は島型配置で、さらに出入り口に対しては直角に配置することが望ましいということになります (図-2)。

実験室の配置例

※『研究所事典 第三編 研究所の計画と付加設備』 (株)産業調査会 1985年8月より抜粋

実験室のレイアウトにお困りの際は、ぜひご相談ください

新しく実験室を作るときはもちろん、今の実験室がどうも狭く感じる・空間をうまく活用できていないと感じるときにもぜひご相談ください。
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