品質ロックフィールド 管理・検査室、機器導入事例

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品質管理・検査室、機器導入事例

導入事例株式会社
ロック・フィールド様

会社の概要について

神戸ファクトリー外観図

今年で、創業47年を迎えられました。野菜のおいしさを損なわず、お客さまに安心して召し上がっていただけるよう、全国の契約農家さんのもとで行われる畑での素材づくりからお店に並ぶまでの工程すべてにおいて安全・安心を守るための様々な取り組みをされています。各素材の収穫方法や保管方法に関する工夫や、配送へのこだわり、またファクトリーにおける衛生管理。産地からファクトリーに届いた新鮮な野菜は、人の手と目で丁寧にその品質が確認されていきます。 ファクトリーを安全・安心の重要な拠点と捉え、徹底した衛生管理をされています。 今回はその要である品質保証部の品質管理室室長の菊地様に お話しをお伺いしました。

RF1のサラダ

代名詞のサラダ!

品質管理室の業務について教えてください

品質管理室の様子

品質管理室の拠点は製造工場毎に3拠点設けております。製販一体のビジネスモデルのため、衛生管理に関わる業務は多岐にわたりますが、微生物検査業務においては、季節毎の商品の入れ替わりが頻繁にあることもあり、新製品の期限設定のための検査や各工場、店舗にて製造、販売を行っている商品の抜き取り検査等、非常に多くの検査を行っています。

その中で、今回は、アズワンより導入頂いた微生物検査の機器に関して、お話をお伺いしました。

導入頂いた装置はどちらですか?

一つは、自動希釈装置 DiluFlowPro(2-4208-02)で、もう一つが自動分注装置のFlexiPumpProです。

  • インターサイエンス社製
    自動希釈装置DiluFlowpro

  • インターサイエンス社製
    自動分注装置FlexiPumpPro

サンプルはどういったものが含まれますか?

お惣菜(製品全般)、原材料(野菜、肉、魚、加工品)、拭取り検査(器具、設備等)などが対象です。
検査対象菌種としては、一般生菌、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌、商品種別に応じ、サルモネラ、腸炎ビブリオ、乳酸菌、セレウス、クロストリジウム等の検査も行っております。

毎日約70検体分のコロニーカウントを実施

一日の検体数はどれくらいですか?

70検体/日で、繁忙期は、100検体/日になることがあります。

毎日約70検体分のコロニーカウントを実施

本装置を知ったきっかけは何でしたか?

検査量が年々増えていく中で、人手不足の解消や効率化の検討、また熟練の検査員と新人検査員間の検査精度の差の解消が課題となっていました。 そのような背景で、検査を自動化できる機器を探している中で、貴社よりダイリューター(自動希釈装置)、自動分注器(培地用)のご提案をいただきました。
これらの機器は検査員の技量影響が少なく、高い精度の作業ができる自動化機器とのご説明を受け、デモ機を借り、検証を開始しました。

品質管理室の業務について教えてください

自動希釈装置DiluFlowProを使用している様子

共に、工数削減・作業の平準化がポイントになりました。

両機器のデモを進める中で、ダイリューターでは、一日あたり約24分の短縮に成功しました。これまでは検体計量と希釈を別工程で行っていましたが、自動化により希釈1工程分の作業時間を削ることができました。
また自動分注器では、一週間分の仕込みにおいて、約18分の短縮が可能となりました。自動分注器の導入にあたっては、ビュレットを使用していたのですが、作業者が女性中心で、「手が痛くなる、つらい等の意見があり、一度に大量の培地を仕込むのが難しかったため、数日に分けるなどの運用が必要でしたが、機器の導入により、週に一度の仕込みで対応が可能となりました。それにより、生培地の保管スペースも必要になりましたが・・・(苦笑)
共に、シンプルで使いやすく、工数削減の効果が出るまでに時間がかからない、という点もプラス評価でした。
操作性の面でよかったこと、デザインがシンプルで使いやすかったこと、清掃がしやすかったことからインターサイエンス品を選定しました。

導入後の運用についてはいかがですか?

デモで想定していた通りの運用はできています。
導入前までは、希釈液を90mlきっちり計量していたため、検体サンプリングを10gきっちりやらねばなりませんでした。導入後は、検体量の計量が楽になった(10gを超えればOKという運用になった)ので、操作性に加え、検査員の精神的な負担が減ったと思います。

品質管理室の今後の展望はいかがでしょうか?

やっていきたいことは多くありますが、将来的に予想される人手不足に対応すべく、検査についてはさらに自動化、省人化の体制作りが必要になってくると思います。新たな設備導入も検討しながら、正確な検査データを効率的に出すことを目指していきます。効率化で生み出した作業時間については、製造現場の教育、衛生指導といった人手がかかる業務に付加させたり、商品の付加価値向上に繋がるような新たな検査の導入を行うことで、安心・安全を保証する部門として成長できればと思います。

たくさんお話をお伺いしまして、有難うございました。

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