パワーマネージメントICのMAX1586/MAX1587は、低電力で高い演算およびマルチメディア能力を必要とする第3世代スマートフォン、PDA、インターネット用機器、その他のポータブル機器など、Intel社XScale?マイクロプロセッサを使用する各種機器向けに最適化されています。これらのICは、監視/管理機能とともに7個の高性能、低動作電流電源を内蔵しています。レギュレータ出力は、3個のステップダウンDC-DC出力、3個のリニアレギュレータ、および1個の常時オンの7つ目の出力を備えています。DC-DCコンバータは、I/O、DRAM、およびCPUコアに電源供給します。I/O電源を3.3Vまたは3.0Vにプリセット、またはその他の値に設定することができます。MAX1586AとMAX1587AのDRAM用電源は1.8Vまたは2.5Vにプリセットされ、またMAX1586B のDRAM用電源は3.3Vまたは2.5Vにプリセットされます。また、すべての製品が備えているDRAM用電源は外付け抵抗を使って電圧設定することもできます。CPUコア用電源は、ダイナミックに電圧制御を行うためにシリアルインタフェースによって設定されます。リニア安定化出力がSRAM、PLL、およびUSIM電源用に用意されています。スリープ状態時の自己消費電流を最低限に抑えるために、重要な電源はバイパス型「スリープ」LDOを備えています。出力電流が非常に小さいときに、このLDOを作動して、バッテリ電流消費を最低限に抑えることができます。その他の機能として、全DC-DCコンバータに対する個別オン/オフ制御、ローバッテリおよびデッドバッテリの検出、リセットおよびパワーOK出力、バックアップバッテリ入力、2線式シリアルインタフェースなどがあります。すべてのDC-DC出力は、高速の1MHz PWMスイッチングと小型外付け部品を使用します。これらの製品は固定周波数PWM制御で動作して、動作電流を低減し、バッテリ寿命を延長するためにPWM動作から軽負荷のスキップモード動作に自動切り替えします。コア出力は全負荷において強制PWMモードでの動作が可能であり、リップルとノイズを最低限に抑えます。入力電圧範囲が2.6V~5.5Vであるため、1セルのリチウムイオン(Li+)、3セルのニッケル水素(NiMH)、または5Vの安定化入力を使用することができます。MAX1587は、小型、6mm x 6mmの40ピンThin QFNパッケージで提供されます。MAX1586は、VCC_USIM用にリニアレギュレータ(V6)が追加され、ローバッテリ/デッドバッテリコンパレータを備えています。MAX1586は、7mm x 7mmの48ピンThin QFNパッケージで提供されます。