63-3161-97 オーディオ用2回路入りオペアンプ NJM4580D
[New Japan Radio]
特徴
- 新日本無線(ロゴ:JRC、日本無線は別会社)の開発した純然たるオーディオ用OPアンプ。
- RC4558を開発したレイセオンは当時JRCの親会社で、そこから生産施設一切ととライセンスを移管し事実上NJM4558のオリジナルメーカーとなったJRCはこれをベースにNJM4559、NJM4560、NJM2041、NJM2068という一連の改良品を開発しました。
- NJM4580はそれらの音質を見直し全体をオーディオ用に改良した製品です。
- 当時プロオーディオ専用の高級品だったNE5532の性能をより簡易な4558のアーキテクチャーで狙った自信作で5nV/√Hzの入力換算雑音電圧と低ひずみ、600Ωのライン駆動に対応した高出力電流が特徴です。
- NJM2068まではローノイズ化が優先ポイントでしたがNJM4580では総合的な音質向上のためにノイズ特性が多少犠牲になっています。
- 4558系のOPアンプは等価回路上ではどれも同じに見えますがプロセス(チップの構造と材質)などでスペックにはない音質対策を施しているそうで他社のまねできない人気の秘密のようです。
- NJM4580は開発時期が新しい分、4558系としても洗練されておりNJM4558に次ぐ非オーディオの汎用OPアンプとしての需要も多いようです。
仕様
- パッケージ:DIP8
- 回路数:2回路
- 入力構成:バイポーラトランジスタ
- 電源電圧:±2V~±18V
- 電源電流:6mA(Vcc=±15)
- GBW:15MHz
- SR:5V/μs
- 入力オフセット電圧(typ):0.3mV
- 入力バイアス電流(typ):100nA
- 動作温度:-40℃~+85℃
- 用途:オーディオ用、低ひずみ率